一昨日、NHKのニュースにもなっていましたが、アメリカのエアリオ社が在米のテレビ局に訴えられており、最高裁での審議にはいったそうです。
このエアリオ社は何をやっている会社かといいますと、テレビ放送をネットを通じて見られるようにする有料サービスをやっている会社です。
僕も最初、それはその会社まずいんじゃないの?って思ったのですが、調べてみると、売っているものはテレビ番組ではなかったんですね。
- テレビのアンテナ、受像機、録画機
- それをネットを通じて使えるようにするシステム
これを、有料でユーザーに貸しているという仕組みです。
アンテナに関しても、ユーザーごとに1つ専用のものを準備しているのだとか。
ほかの人に権利がある番組を有料でばら撒き配信するのはまずいですが、テレビのアンテナや受像機、ネットでの動画視聴システムを貸すことは違法なのでしょうか。
これ違法、ってなったら、Huluとかも違法になると思うんですよね。
1審2審では、テレビ局側が敗訴しているそうです。
で今回最高裁での審議がおこなわれるわけですが、結果が楽しみです。
電波という配信方法と、インターネットという配信方法の戦いというか、もしこれで明確に、法的に問題がないということになれば、テレビ局側も既存の枠にはまらない、インターネットをつかった配信に積極的になっていくかもしれません。
ただ、やっぱりライブ放送に関して、受像の確実性などについてはまだまだ電波に一日の長があるのかなあという気もします。国でいろいろ整備されていますし。
結審がたのしみです。

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