雑記

続:乳がん患者の妻を持つ夫が化学療法~放射線治療を終えるまでに思ったこと

前回から1年経ちました。

前回は、病気の発見から妻の抗がん剤治療がスタートするところまでの経過において、夫として思ったことや感じたことを書き記しました。
だいぶしんどい時期でしたね。

今回は、抗がん剤治療と放射線治療を終えるまでで、夫として思ったことや感じたことを書いておきます。

抗がん剤治療全8回

抗がん剤治療については前回も書きましたが、やはり相当ハードなものであるということがわかっていました。
3週間ごとに1回の投与を8回行います。

昔とは違い、抗がん剤を打ったらすぐ帰宅して自宅で安静にするという方法がとられているため、ずっと入院とならなかった点は安心です。(お金の面でも、サポートの面でも)

ただ投与から1週間~10日程度は、やはり体がしんどくて動けないようで、気分転換する以外は妻は横になっていました。

このころになると、妻の病気がどの程度で今後どのようになるのか、という点についてはもうそれほど気にはならず(わかっていて消化できていた)、子供のケアの方に気を使いました

上の子は中学に上がりたて、下の娘は相変わらず純粋です。

とくに具合が悪い抗がん剤投与後数日は早めに帰宅をして、子供とご飯を作ったりいろいろな話をしたりしながら、なるだけ安心できるようにしていきました。
土日もどこかに連れて出かけたり、妻が起き上れるようになれば一緒に出掛けたりしていました。

それでもやっぱり心配だったんだと思います。なかなかむつかしい時期もありました。

妻は味覚障害がとてもひどかったようで、何を食べてもおいしくない様子です。
それはかわいそうではありましたがどうしようもないので、おいしそうだと思えるものを聞いては買ってきてあげる、を繰り返していましたが、結局最後まで味覚はちゃんと戻っていませんでした。

妻はあまりにしんどかったため、前半4回と後半4回の治療お休み期間を少しながくとりました。
抗がん剤のスタート時には開始時期で喧嘩になりましたが、さすがにつらそうな様子をずっと見ているとこれは反対できませんでした
「あと〇回でおわりだよ!」といっていつも励ましていました。

この時期は妻の体調が不安定なため、仕事をいろいろやりくりしたり、会食のお誘いをお断りしたりなど、なかなか気が引けるときもありましたがもうこれは仕方ありません。割り切ってました。

僕自身も、つらそうな妻の姿を見るのがしんどくなってきて、早く抗がん剤終わらないかな・・・という気分でした。

不安さはもうほぼなくなっていました。
深いところまで考えればもちろんいろいろな不安は起こりましたが、いつも不安で仕方がなく精神安定剤を飲まないとまずい、という状況にはなりませんでした。

放射線治療

年末までに抗がん剤治療を終え、年明けから放射線治療に入りました。

毎日の放射線照射を20回だったかな、通いで行いました。
定期を買って、毎日病院まで通っていました。

このころはもう妻はすっかり元気でしたが、放射線の影響か、何日かはだるくて動けないときがありました。

あとは照射した場所のやけどのような症状です。これはいたそうでした。

僕としてはもう不安もなく淡々とした日々に戻っていました。
子供も妻が普通に過ごせるようになってきていたので、嬉しそうな表情が多くなっていました。

ホルモン剤について

ホルモン剤を今後10年ほどは飲み続けて様子を見ることになりました。
作用は、女性ホルモンの分泌を少なくすることです。
関節などがギシギシするようで、しばらくは立ち上がるときによろけたりしていました。

簡単に書いちゃうと老化ですね。
これは見ていて少し悲しかった。でもまあ仕方のないことです。

髪の毛が伸びてきた

1年前、僕はバリカンで妻の髪の毛を刈りました
抗がん剤治療をしている間は髪の毛は伸びてこないのですが、年明けごろから少しずつ生え始めてきていて、今やっとベリーショートぐらいの長さまで伸びました。
ぼちぼち医療用のかつらを外せるかな?というところで様子を見始めた感じです。
女性ですからね。今は伸びてきて嬉しそうで何よりです。

一通りの治療が終わって再発検査

先日、再発していないかどうかの検査を受けていました。
特に問題はなかったようです。さすがに少しドキドキしましたが。

僕は、妻の病気についていろいろ考えこんで悩むことはほぼなくなりました。
気にしていても仕方がないという思いもありますが、時間がたっていろいろ忘れているというのもあるでしょう。

今後どうなるのかはわからないですが、それを含めてうまく消化できている気がします。

まあ、なんとなくですが、全然大丈夫な気がしています。

 

ちなみに妻は、同じがん患者に対して何かできることがないか、ということを考え始めたようです。
僕と同じで、発達障害児に対して何かできることがないか、ということについても具体的にやろうとしている様子。
落ち着いたら、二人で何か活動することもありそうです。


妻の闘病における、夫目線での記録は今回で終わりです!
今回の投稿の内容ははもう淡々としていたので、もしいま1回目の投稿ぐらいの境遇の方がいらっしゃったら、安心なさってください。
1年後はかなりのんきになってるはずです!

 

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