低予算でできるネット動画収録

低予算でできるネット動画収録 第2回~音声の収録機材と初期設定

第2回の今回は、音声の収録についてまとめたいと思います。

プレゼンテーションなどの話し声は、なるだけノイズを少なくして録音できることが理想です。
またスライド操作などと合わせながらしゃべって、それをそのまま録音できると非常に楽です。

これらを踏まえて、あまり費用をかけずになるだけきれいに音声の録音ができる環境を整えます。

※第1回でビデオカメラのマイクから入ってくる音声はつかいません、ということを書きましたが、それで構わない、という方は第2回は読み飛ばしていただいても問題ありません!

パソコンに音声を入力するためには、マイクが必要です。
パソコン用のマイクなどはたくさん販売されていますので、それをそのままパソコンにつなげれば、音声の録音ができます。

ただ私の経験上、普通にPCにマイクをつなげた場合、音量不足になるケースが多いようです。
そうなった場合、Windowsの機能の「マイクブースト」を利用しましょう、というアドバイスが一般的に多いのですが、ノイズがかなり乗ってきてしまうのであまりお勧めしません
また、PC用マイクに限ると、性能のいいマイクが少ないということもあります。

マイクアンプかミキサーを使おう

この場合、マイクアンプやミキサーというものを利用すると、綺麗にマイクの音を増幅させることができます。

audio-technica マイクロフォンアンプ AT-MA2

YAMAHA 6チャンネルミキシングコンソール デジタルエフェクト内蔵 MG06X

今回は、マイクアンプを使う前提で説明をしますが、ミキサーの場合もそれほど大差はありません。
話す人が二人以上いるなどの場合は、複数のマイクを準備して、ミキサーを利用するのが無難です。

マイクについて

マイクは、あまり安いものではノイズが乗ってしまいます。
ピンマイク、スタンドマイクいろいろタイプはありますが、あまり安いものは避けた方が無難かと思われます。
ただ、あまり高すぎても持て余すだけなので、私が使ったことがあるマイクですと、以下のものをお勧めします。

オーディオテクニカ AT2010

↑の場合マイクケーブルやマイクスタンドも合わせて買ってください。

 

SONY ECM-C10

 

なお、これらのマイクは口元にある程度近くないと(30センチ前後)、適度な音量で収録できません。
これは、余計な周りの音が入らないようにするためだと理解しています。
ですので、動画を撮影する際にスタンドマイクだと邪魔になる、という場合はピンマイクにした方が良いかもしれません。
マイクを付けたまま歩いたりする場合は、スタンドマイクを手持ちにしたり、ワイヤレスピンマイクを使うなどの方法もあるかと思います。

ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4

PCにつなげる

マイクアンプとマイクがそろったら、それらをつなげ、マイクアンプからPCにつなげます。

DSC_0147

マイクのコードが短い場合は、延長するなどしてください。
先ほど紹介したワイヤレスマイクを使うのも良いと思います。

audio-technica モノラルマイクロホン延長コード AT8344/3.0(ミニピン用)
audio-technica マイク延長ケーブル(5.0m) AT8313/5.0

音量の調節をする

音量の調整が実は一番難しいポイントです。
ここではまず基本的な音量設定をしておきます。
耳で聞いて大きい小さいを判断するのは主観になってしまい難しいため、音量の調整にはレベルメーターというものを利用します

DeskTopLevelMeter
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se383683.html
このソフトウェアをダウンロードして、起動しておいてください。

先ほどのようにPCにつなぎ終えたら、マイクアンプのスイッチを入れます。
マイクアンプのGAINツマミは、最少にしておきます。
また、イヤホンやヘッドフォンを準備してPCにつないでおいてください。

 

次にPCの設定でマイクの入力レベルを最大にします。

Windows画面右下のスピーカーを右クリック  →  録音デバイス
と選択すると、このようなウィンドウが表示されるはずです。

SnapCrab_サウンド_2015-4-2_15-30-41_No-00

私のPCではいくつかマイクが見えますが、ほとんどの場合は1つのはずです。
どれにマイクが刺さっているかがわからない場合、マイクアンプのGAINツマミをすこしひねってから、マイクで話してみてください。
反応しているマイクが先ほど刺したマイクになりますので、

右クリック → 既定のデバイスとして設定

としてください。
そうすると、緑丸に囲まれたチェックマークがつきます。

次に、再度右クリックをして「プロパティ」を選択します。
すると、以下のようなウィンドウが表示されます。

SnapCrab_マイクのプロパティ_2015-4-2_15-41-6_No-00

このウィンドウの「レベル」タブを選択します。
このような表示になりますので。

SnapCrab_マイクのプロパティ_2015-4-2_13-43-30_No-00

  • マイク 最大値に設定しておきます
  • マイクブースト 0にします 使いません

ここまで終えたら、一度マイクからどれぐらいの大きさで声が入力されているのかを確かめて調整します。

  1. マイクを収録する際と同じ距離に置きます。
  2. しゃべりながら少しずつマイクアンプのGAINツマミをひねっていきます。
  3. レベルメーターを見て、オレンジ色の部分までメーターがあがるように、GAINツマミを調整します。プレゼンテーション時にしゃべる声量と同じにしゃべりましょう。
  4. GAINを絞っても赤いところまでメーターが頻繁にいってしまう場合は、先ほどの「マイク」の設定で数値を少しずつ小さくして調整していきます

SnapCrab_DeskTopLevelMeter [RUNNING]_2015-4-2_16-8-20_No-00

この調整ができたら、一度イヤホンを付けてマイクから入力された声を聞いてみてください。
それぐらいがちょうどいい具合、ということです。

最後に、マイクのプロパティ画面の「聴く」タブを選択して、「このデバイスを聴く」のチェックを外します。

SnapCrab_マイクのプロパティ_2015-4-2_16-17-52_No-00

通常は、自分のしゃべっている声はPCから聞こえないようにしておきます。(PCから出力された声をまたマイクがひろってしまったり、自分の声を聴きながらしゃべるのが難しかったりするため)
どうしても聴きながらやりたい場合は、イヤホンやヘッドフォンを使うようにしましょう。

以上で、音声収録の準備はおしまいです。

次回は、録画用のソフトウェア「Xsplit」の紹介とその使い方を説明したいと思います。

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