努力と成長の関連性についてお正月に考えた結果、もう自分だけの成長では自分の目指すことはきっとできないから、周りの仲間にどう成長してもらうかという事を考えないといけない、ということを書きました。
僕はこれまで、会社の仲間に対して、成長するには具体的に何をどのようにしたらいいか、という話はほとんどしてきませんでした。
しかし、自分での気づきや役員との会話の中で今後は必要だと思い、具体的に動き始めています。
今考えていること、やろうとしていることをまとめておこうと思います。
- 成長のステージを2つに分ける。基本的なスキルを得ることと、自分の得意分野を伸ばすこと。
- 基本的なスキルを身に着けるところまでは、具体的な方法まで提示してあげる。
- 「基本的なスキル」は、各々がついている業務によって違うはずなので、そこはちゃんと押さえる。
- 得意分野を伸ばすことに関しては、具体的に決まった方法を提示することが難しいので、いったんその分野が得意な社員や外部の方と話をしてアドバイスを得るという方法にする。ただ、引き続きいい方法がないか考える。
- 一見会社とは関係ない型破りな方向性での成長も評価する。(ニコニコミュニティメンバー1000人達成など)
会社の売り上げをあげるとか、一人前になるとか、あいまいな大きなことに惑わされないよう導く必要があります。
まずは出来るべきスキルを身に着けてもらい、そのうえでプラスアルファの成長を考える。得意不得意は基本を身に着けたあとで、ということになります。
最終的には、上記の成長を明確に数値化して、給与などの評価につなげたいと思ってます。
大きな企業やしっかり考えている会社なんかでは、社員に具体的な目標をあたえて成長してもらうというのは当たり前の事なんだと思うのですが、僕はこれまで会社の仲間に具体的に何をやってもらってどう成長してもらおうか、ということはほとんど考えてませんでした。
仕事をやってもらうことで自然と成長する、わからないことは調べるか聞くかしてくるだろうというスタンスでいました。
それももちろん一つの方法であるとは思うのですが、みんながみんな自立して成長できるわけではないし、成長したくでも成長する方法がわからなくなってしまっているというケースもあることがわかりました。
また、最初なかなか伸び悩んでも、あるポイントを抜けると一気に成長する人がいたりすることも、これまでの経験でわかっています。
なのでせめて、具体的に示すことが可能な基本部分を身に着けるためのトレーニングに関しては、こちらから方法を伝えるというやりかたをとることにします。
ちゃんと会社の制度にまで落とし込んでいきます。

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