Web解析の分野では、ソーシャルグラフをどう解析するかというところに少しずつ注目が集まり出しています。
まだまだソーシャル解析の分野は未成熟で、Webサイトの解析と比べると難しいところもあるのですが、指標の目安としておなじみの「ファン数」と、もう1つ「エンゲージメント率」というのがあるのでご紹介します。
Contents
ファン数とは?
Facebookページの「いいね!」の数です。
エンゲージメント率とは?
上記のファンとのコミュニケーションの濃密さを表す数値です。
(いいね!数+コメント数)÷ファン数
で求めます。
一定期間の平均を出すときは、
(期間中の:いいね!数+コメント数)÷投稿数÷ファン数
で求めます。
2011年日本語Facebook企業ページ エンゲージメント率ランキングによれば、2011年度に高いエンゲージメント率を出していた企業Facebookページは、
- チロルチョコ株式会社(1.87%)
- シトロエン(1.77%)
- プジョー(1.32%)
- メルセデスベンツ(1.22%)
- キリン 午後の紅茶(1.2%)
とのこと。
一方ファン数でのランキング(2012/4/7)は、
- ユニクロ
- ANA
- 無印良品
- au
- JAL
となっています。
ファン数が多いと、エンゲージメント率は下がる傾向にある模様。
ですので、レスポンスの数(いいね!やコメント)というところも、データとしては取っておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、エンゲージメント率をたかめるためにどういった投稿をしたら良いか、ということは先日の記事にまとめてあるので、ご興味のある方はあわせてお読み下さい。

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