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PCのデバイス接触時間までもが下がっているというデータが

アスキー総合研究所の所長コラム「戦後最大のメディアのイス取りゲームが始まっている」を読んでいたところ、びっくりするような統計データがあったので、ご紹介します。

私は記事の本筋よりも、このデータにびっくりしました。

アスキー総合研究所の調査によると、2010年末と2011年末の比較を行ったところ、各デバイスの接触時間、接触率は以下のように変化しました。

いずれも前者の数字が2010年末、後者が2011年末のデータです。いずれも10000人規模の調査対象の模様。

  • テレビ 152分→134.1分(-17.9分)
  • ゲーム機 45.4%→35.7%(-21.4%)※利用率ベース
  • 携帯電話 88.3%→80.3%(-9.1%)※利用率ベース
  • スマートフォン 4.9%→13.1%(+8.2%)※利用率ベース
  • タブレット 1.0%→2.1%(+1.1%)※利用率ベース
  • パソコン 173.5分→151.4分(-22.1分

PCの利用時間が、1年で平均22分も下がっています。テレビの視聴時間よりも下がっているという驚異の結果が。

一方でスマホの利用率が1割を超えてきていたりというところがあります。
やはり、スマホが接触デバイスでも重要な位置づけになってくるものと思われます。

上記記事より、引用をします。

 アスキー総合研究所では、1万人規模の消費者動向調査「Media&Contents Survey」の2012年版の提供を開始した。この調査は今年で3年目。我々が、この事業に参入するにあたって絶対に自信を持つ「ネット」と「コンテンツ」の2つの分野にとくに注力したものだ。おかげさまで、ネット時代の人々の意思決定や商品の購入動機がどのように変化してきているかを知るツールとして、高い評価をいただいている。

集計結果を見て驚かされるのは、ここ1年間のメディアの利用状況の激変である。1999年にiモードがスタート、2004年にGREEやmixiがサービス開始、2006年にニコニコ動画、2008年にiPhoneが日本で発売と、我々をとりまくメディアは、この5~10年で大きく変化してきてはいた。しかし、それを加味したうえでも、「1日のテレビの視聴時間」が152.0分(2010年末)から134.1分(2011年末)に減少したなど、劇的と言わざるを得ない。

日本人1人の1日の平均テレビ視聴時間は、1950年代にテレビ放送が開始されて以来、基本的に増加してきた。1960年代には「テレビの黄金時代」があったが、まだ核家族化されておらず、個人視聴もなかった。唯一、1980年代の半ばにビデオやテレビゲームで停滞したが、その後もバブル期をはさんで視聴時間は伸び続けた。ここ数年の総務省統計では横ばい、一部で減少も指摘されていたが、ここまで大幅な減少ではなかった。

テレビだけではない、「PCからの1日のネット利用時間」も、この1年間で173.5分から151.4分へと大幅減少。これは、1995年頃からひたすら発展してきたインターネットの歴史の中でも大きな転換点といえる。一方、携帯電話(スマートフォンを除く)も、2010年から2011年にかけては所有率が88.3%から80.3%へと減少。これも、1990年代に一般に普及が加速してから、初めての減少といえる。

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