ゲーム, ネット動画

YouTube Gamingで配信してみた(ファーストインプレッション)

昨日公開となったYouTube Gamingを早速試してみましたので、使い勝手などなどについてのファーストインプレッションをまとめます。

まだベータ版ということなので、諸々意図的に消している機能などもあるのかもしれませんが、とりあえずそれら含めて書いておきます。

なお、iOSとAndroidのアプリがありますが、これはまだ米英のみでのリリースとなっています。
一部のメディアだと日本はそもそもまだ利用できない、ということになっていますが、PCから利用する分には日本からでも問題ありません。

全体的に見るととてもいいと感じた

これまで私は、

  • ニコニコ生放送
  • Twitch
  • USTREAM
  • YouTubeLive

にて生放送をやってきたのですが、YouTubeGamingは上記のよくない点が全体的に補完されている印象でした。

上記のサービスは一長一短なところがあって、

  • ニコニコ生放送
    → 30分制限 画質が悪い。アーカイブは期間限定。コミュニティ形成力が独特で日本で強い。
  • Twitch
    → とてもいいが、日本人はあまりアカウント持っていない。アーカイブは結局YouTubeに書き出す形になっている。
  • USTREAM
    → USTREAM
  • YouTubeLive
    → いつからやります、という予約設定しないとライブできなかった。

こういった課題がありました。

YouTubeGamingは、上記の課題をほぼクリアしています。

  • フルHDまでの画質に対応、視聴者が好きな画質を選べる
  • アーカイブは自動でYouTubeに登録される(したくない場合はしない設定も可能)
  • 配信の時間制限はない(しかも生放送中でも4時間前まで巻き戻して視聴できる)
  • 始めようと思ったらすぐ始められる(配信予約の必要がない)
  • Googleアカウントは日本人もたくさん持ってる

こんだけの機能がタダでつかえるって考えると、広告で得られる収入があっても間違いなく大赤字でしょうが、それだけゲーム放送のところに可能性をもって取り組んでいるんだろうということが感じられます。

すごいです。

UIも工夫されている

もう1つ感心したのがUIの部分で、ゲーム放送のサイトに特化した非常にわかりやすいものになっていました。

見たい放送を探してもらうということが基本の導線になるわけですが、

  • ゲームタイトルから番組を探してみる
  • ファンになった放送者の番組を見る

という、ものすごい重要な導線が画面の左右に配置されており、これはうまいことやったなと感じました。
ゲーム放送に特化するだけはあるかなと。
Twitchもかなり良いUIもっているのですが、それ以上にシンプルでまとまっている印象でした。

残念な点もいくつかある

べた褒めしてきましたが、これはちょっとなーというところもいくつかあります。

配信者側の設定・管理画面がYouTubeの管理画面に統合されている

システムを作る側から見ると間違いではないと思うんですが、利用者目線だとあれっ?と思いました。
Gamingのページ設定や配信の準備をしようとすると、YouTubeの管理画面に飛ばされます。
せっかくいい雰囲気のサイトになっているのに管理画面が全然雰囲気変わってちょっとがっかりしたのと、どの設定がどこに関連しているのかがわかりづらくなってしまっていました。

Gamingに必要な設定項目に絞って、Gaming専用の管理画面をつくっておいたほうがいいように思います。

あと、マイチャンネルのベースカラーとキービジュアル、これも自由に変更できるようにしたほうがいいです。

各種ソーシャルメディアとの連携が弱い

ニコニコのように強力なコミュニティ形成能力がないので(ニコニコが強力すぎる)、TwitterやFacebookとの連携機能は必須になってくると思います。
ただ、現状あまり連携が取れているという感じではありません。

  • 番組を見ている人が放送URLをシェアできるボタンがない
  • 放送者が、番組のURLをシェアするボタンがない(番組スタート時にTwitterに自動に投稿などの自動シェアもない模様)
  • 自分のチャンネルをシェアするボタンがない

ボタンなくても手作業でやればいいんですが、無しですよね。
改善をしてもらいたいです。

ただ、おそらくこれはβだからなのではないかな、という気もしています。

まとめ

コミュニティの形成能力が高まること、あわせて日本語対応が進むことになると、日本におけるゲーム放送ポータルではニコニコを脅かす存在になるかもしれないなという気もします。
ニコニコを中心としてやってきた配信者視点で考えると、機能的な不満はYouTubeGamingで解消されそうです。

ただ、ニコニコを超えるコミュニティの形成能力、新しい流れを生み出すユーザー層の深さっていうところを得るためには、今の感じではだめだと思います。無駄がなさ過ぎました。
すごい洗練されているんですが、いい意味での無駄が本当にない印象です。

海外においてTwitchを食えるかどうかっていうところも、コミュニティの形成と後はどれだけのブランディング活動を行うかっていうところで決まりそうです。
それぐらい出来がいいと感じました。

 

PS:
まだまだ番組数も視聴者数も少ない様子です!

 

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